私がお稽古に行っている、茶道の全国大会が10月の30日に開催されました。
私の先生の先生が亭主です。
着物は母のもの。
全国から同門の方が来られます。副家元も来られました。
天気が良くてよかったです。
お待合
お待合(おまちあい)といって、本席に入る前の待合室のような部屋があるのですが、そこに展示された骨董などがとても可愛かったです。
白い点のようなものは、汚れとかではなく、あるととても良い品なのだそうです。
昔の文房具ですね。
続いて隣には、小さな煎茶道具。
昔のお姫様がお嫁入りする時に持たせたんじゃないか、というお品。なにしろ何も書いていないそうなので、想像するだけですが、昔は若い時期に結婚していましたから、寂しくないように子供の頃に馴染んだ品を持たせたんじゃないか、と説明されました。
煎茶道はお待合(おまちあい)の時間や場所に重きを置くようで、甘酒も振る舞いました。目で見て楽しみ、他者と交流して、うちとけてきたぐらいにお席に誘います。
煎茶道は文人の間で親しまれたと聞いていますので、それで文房具だそうです。昔の人は、あんな立派なお道具で何を書いたのでしょうね。
お軸
掛け軸は、こんな感じです。
お花が可愛い。
楽しんで、よく話してお茶をいただく。
こういう考え方というか気風のような感覚に惹かれて、煎茶道を習いだしました。あぁやっぱりお茶はいいなぁと思いました。お茶が交流のきっかけって素敵ですね。