2022年になってまーやる気が出ません。
2021年の11月くらいから深刻にやる気が低迷。
2021年度を振り返る
2021年の6月までは生き生きと活発に動いていましたのに。
どーしちゃったのでしょう。
7月、8月とな~んかミスが多くなり、秋に一発花咲かせたいと動いてみたことがありましたが、結果が撃沈でした。それがたたったのか。おかげさまで元気で楽しい毎日なのですが、『無』になりましたね。廃人に近いです。
11月、12月とイラストのお仕事をしておりまりましたがそれもしんどかったです。肩こりが壮絶。そして「両性頭位めまい症」とかなんとかっていうめまいがおきるようになって。枕を変えました。
なぜそうなったのか
一つの理由は寒さだと思います。
寒いのは嫌いです。寒いばっかりで雪はふりませんし。
確定申告は進まないし。
あとはなんといってもコロナウィルス関係の影響でしょう。
全国に先駆けて蔓延防止等重点措置が実施され、全国ニュースで岩国や和木の様子が映し出されました。
確かに人と話すってことが少なくなった。おいしい食事を仲間と囲んで情報交換、とかもう遠い昔の話です。お洋服も2年買ってないかもですよ。
孤独大好き人間だと自負しておりましたが、知らないうちに心は蝕まれておるようですね。
映画をみる
自宅でゴロゴロしながら違う考えに触れるには、読書か映画鑑賞が最適ではないでしょうか。寒いので毛布にくるまっておりたいのですよ。動きたくないのですよ。
そこらへんからしてダメな発想っぽいですが、プライムビデオから良い映画を発見しました。
その中の一つ、これは映画ではなくWOWOWの短編ドラマですが『パンとスープとネコ日和』が沁みましたよ===。
エピソード1から4しかないです。
群ようこさんの小説の実写化。キャストは小林聡美、もたいまさこ、岸恵子、加瀬亮、光石研と映画『かもめ食堂』や『めがね』の時と似てます。
『かもめ食堂』や『めがね』が好きな方はこのドラマも好きかもしれません。
なにもないゆる~い雰囲気の時間がすぎていくだけのお話ですが、おいしそうなパンとスープ。人が美味しそうな食べものを美味しそうに食べるところを見るだけで、やる気が完全に復活、まではいかないまでも、あーほうれん草たべたいなぁ、とか今度卵サンドイッチ作ってみようとか、自然と思えてくるんですよね。能動的な活動へ誘ってくれるのです。(まだ作ってませんが。)
実際に映像に触発されて活動するところまでいかなくても、今まで頭の中にはなかった野菜や料理のことなどふと考えちゃって、思考の中であれこれ想像が広がっていくだけで楽しいからご飯系の映画やドラマっていいですね~。
名言
とくになにも起きない静かな映画でも、台詞の中に今の自分に突き刺さる、鋭利な名言が入っていることもあるので、下手したらその台詞ひとつで人生変わるかもしれないから、やはり文化やエンタメはあなどれないなぁと思います。
『パンとスープとネコ日和』ではエピソード1の序盤から突き刺さりました。
・人と何かをするときは、自分の意思を持ってて、それを相手に伝えていくっていうことからしか始まっていかないからね。
・人は何年生きていてもね、今現在何をしているのかが問題だと思う。
・必要な分だけ働ければいいんです。会社に勤めるよりこういうほうが私には合っている気がしてます。
名言というよりも今の私のヒットチャートのような。
あと音が良いです。足音や扉の開け閉めや、花束の包み紙の音、食器の音、なんでもない日常の生活音がやけに大きいなとも思いますが、不思議と心地よい。これだけの音の中に生きているのですね。外へ出かけたくなります。
この物語の中の登場人物は、ほぼ独り身のように見えます。自由度の高い人々の交流。制約がないことは自由でよいですが、その分迷いもあるのです。迷ったら、他人を頼ったりお話したり、花を愛でたりネコと一緒に住んだりして考え方を変えていく。そうやってたらいつの間にか突破口が見つかるのでしょうね。