マーブリングで遊んでみましょう٩( 'ω' )و
マーブリングとはモダンテクニックと言われる美術の技法の一つです。
モダンテクニックとは、20世紀くらいのシュールレアリスムや抽象主義表現の作品にみられる造形表現の技法です。デカルコマニーが有名でしょうか。他にも、
・コラージュ(貼り絵)
・フロッタージュ(こすり出し)
・ドリッピング(吹き流し)
・バチック(はじき絵)
・スクラッチ(ひっかき)
・スパッタリング(きりふき)
・スタンピング(型押し)
などがあります。
マーブリングは日本では墨でできる墨流しに該当しますね。でも墨でやると白黒になりますが。
今はカラフルな専用のインクがあります。
今回はこのキットを使いましょう。
水面にインクを垂らしますが、一滴の水滴くらいの大きさの丸い紙を水面に浮かせて、その上を狙って一滴落とすような感覚です。
真上から見たらこんな感じになりました。よく見たら、水底に落ちていく色と水面に広がっていく色がありますね。
この水面に和紙などの紙をそっと置いて吸着させます。すると色が転写されるというわけ。
中世ごろトルコで発祥したといわれるマーブリング技法。
今回使ったキットは墨流し風の日本式で、もっと複雑なエキゾチック外国式キットもあります。やり方の原理は墨流しと同じですが、なにやら水に薬剤を混ぜたり、紙もコーティングしてあったりちょっと複雑です。
外国風のキットのインクならマーブリング以外にも染めたような表現もできるらしい。和紙でやったら失敗しましたけどね。
外国風マーブリング↓
子供のころやったことあるかも。偶然がおりなす幻想的な色の流れをそのままイメージへ。