豊年えびを知っていますか。田んぼによくいるあのかわいいの!
生捕してみました。
ホウネンエビは漢字で書くと『豊年蝦』
文字通り穀物などの収穫量が多い時期に発生する甲殻類の仲間です。別名でタキンギョ。私の住んでいる地域ではオバケエビと呼ばれています。
小学生の頃から糸蜻蛉や蛍と同様馴染みのある動物です。
日本の水田では初夏にかけて泳ぎ始めて、梅雨には姿を消しまいます。体の大きさは15mm〜20mmほどで、若い時は緑色(たぶん)。歩くための脚がないため逆さに泳いでいるのだそうですが、あれ逆さなの!?
発生する年としない年がある
去年は探しましたがお目にかからなかった。よく考えると田んぼにいっぱいいる年と、全くいない年があります。
水温が関係しているのでしょうか。18℃を超えるくらいになると発生するらしいのですが。だから温かい地域で生息している動物なのでしょうね。
あとは…田んぼの肥料とか?の関係ですかね。
豊年えびの生命活動は40日
40日かーー。だいたい1ヶ月しかない。梅雨が明けるころにはいなくなってしまう田んぼの妖精。
豊年えびの食事
田んぼにいる植物性プランクトンが主食みたいです。
豊年えびの性別
ホウネンエビのオスは頭の部分に丸まった触覚のようなものがあり、第二触覚と言われています。メスにもありますが、かなり細いので簡単に判別することができるといいますが、ちょっと1匹じゃわからないなー。
豊年えびは飼いやすい生き物
田んぼの水をすくってその中で飼えるらしい。水温の調節さえちゃんとすれば卵を孵して年中観れるらしいです。
繊細に見えてじつはたくましいらしく、子どものころ友人たちが水草淹れてプラスチックの容器で数日は飼ってたような。
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