今年も4月の天神祭は中止でした。
ゴールデンウィークの白壁の町並みも閑散としています。
2017年にお世話になってた広告代理店がここの空き店舗借りて、私の作品を展示してくれました。
レトロ雑貨屋さんとコラボ。
鏡のおかげで色が増幅して見える。もっと色を置かないとだめだな。反省。
棚にカラフルな色を並べました。他にもレジン作家さんとかの作品が並んでいます。
ペットボトルやプラスチックのカップ集めて塔にして、音を出したら光るセンサーを仕込みました。あーもっとお金かけてちゃんと作りたい(笑)
佐川醤油店
今日は久しぶりに白壁の街並みを歩いてみました。
ここは佐川醤油店の甘露醤油資料館です。芸能人もたくさん足を運んでいるようで、入り口には芸能人の方とお店が一緒に写ってる写真がいっぱい飾ってあります。
館内に入るとムワッと醤油の香り。慣れない香りだけどもすぐに馴染んでなんか落ち着きます。
明治時代から使っている仕込みの桶を見ることができますよ。ラッキーな時は混ぜているところも見られるかも。
1830年創業だから江戸時代の天保元年ですね。
天明の時代に岩国藩主に献上した醤油が「甘露、甘露」と大変賞賛され、それから改良を重ね、「甘露しょうゆ」として今日まで作り続けているというなんと忠義に厚い…。
それもそのはず、2年の歳月をかけて造った天然もろみをしぼってできる生濃口醤油にもう一度麹を加え、さらに2年間また発酵させて造る再仕込み甘露醤油。水にも拘っています。地下70mより汲み上げた地下水で仕込んでいるとか。
手間も材料も、通常の醤油のおよそ2倍必要なんです。日ごろから暖衣飽食が常であるといわれた吉川(岩国藩主)のお殿様に喜んでもらえたんですもの。守っていきたい味ですよね。(秘伝の技法もあるらしい。)
同県の宇部市のとある居酒屋でこの甘露醤油を味わったことあります。(普段は買わない。)
食感はちょっとベタベタします。そして甘い。最初甘露醤油とは知らなかったんですが、醤油が普通と違うな、と気づきます。
刺身に合います。
ちなみにこちらのお水は資料館の入り口で試飲することができますし、館の横にはお水を汲めるところもあります。近所の人は持ち帰って日常の飲料水として飲んでおられます。