中国茶福袋に入ってた精焙鉄観音を飲んでみました。低めの発酵で、火入れも限界ギリギリまで抑えたスッッキリ系のお茶です。しっかりとした味と香りは勿論ですが、癖がなく、後味もサッパリしているのでとても飲みやすいお茶です。
昨年7月、台湾のお茶凍頂烏龍茶(とうちょううーろんちゃ)を購入。
さわやかで飲みやすい。私はにがくて濃いお茶はあんまり好きではないですが、ほのかにフルーティーなので優しいお味。渋い感じはないですね。
色も薄い黄色のような感じで煎茶のようだと思いましたが、味は全然違います。
ちなみに鉄観音も烏龍茶です。こっちの方が烏龍茶っぽい。日本のペットボトルの烏龍茶よりも甘みがあって精焙だからか、香ばしい感じでした。
烏龍茶は半発酵茶。煎茶は不発酵茶。生葉の処理方法が違います。
お茶の葉はつみとった直後から酸化がはじまります。葉っぱをできるだけ早く加熱して酸化酵素の働きを止めると「不発酵茶」となります。
煎茶も抹茶も不発酵茶。酸化しないと苦いのかしら。
烏龍茶と紅茶は酸化酵素を働かせています。紅茶は酸化酵素を最大限に働かせています。
もうひとつ、微生物に発酵を施すという普洱茶(プーアール茶)は発酵茶です。あんまり飲んだことないけど、一度飲んだら忘れられない味。
土のような藁のような古めかしい味です。これを飲んだら一気に体が温まる。私は汗びしゃびしゃになることも。
とても美味しい台湾茶。いつか中国や台湾に行ってみたいのですが。
煎茶を習う前は中国茶や台湾茶にも興味を持っていて、教わるところが近くになくて、この際本場台湾に修行に行こうかと思ってました。そしたらコロナウイルスがあっという間に広がり断念しました。
友達が1月くらいに台湾に行ったらしいのですが、お茶がとても美味しいと言っていました。いいなー。
そして台湾の方は大抵お茶喫茶に3、4時間居てボーッとしてるんだそうです。友達が1時間半くらいでお店を出ようとしたら店員さんから「もう帰るの?」って日本語で聞かれてびっくりされたらしい。茶藝館やお茶カフェなどは24時間営業だったということです。すごい。
しかも台湾には紙パックの鉄観音ミルクティーが販売されているらしい。お茶にミルクを入れるのは外国ではポピュラーみたいですね。今度試してみよう。
7月が懐かしい…。
今は日本の急須で中国茶をいただいている。うふふ。
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