心身一如
漢方は『心と体はひとつ』と考える治療法。
これを心身一如と呼んでいます。
心身一如の考え方から男女年齢問わず、「体が元気になれば、心も元気になる。」という点が漢方が注目されている一つの理由でしょう。
漢方の考え方の基礎、陰陽五行説
陰陽五行説の考え方があります。
昔の人は自然のあらゆるものを、「陰」と「陽」に分ける「陰陽説」と、
自然界の森羅万象 、生活上の経験・観察などのさまざまな変化や関係性を「木」「火」「土」「金」「水」の5つに分類して考える「五行説」の考えを基本としていました。
陰と陽は相反する概念として対立する立場にありますが切り離すこともできません。
一方が強まると片方が弱まる。
その繰り返しで絶妙なバランスが止まることなく変化しているのだそうです。
実と虚
陰陽の観点から漢方の治療法には「補う方法」と「取り去る方法」の大きく2種類があります。
これを漢方では「補しゃの原理」といいます。
元気がない、潤いがない、栄養がない、、、ないないづくしで不足傾向の場合は『虚証』。
水分が滞っている、血が滞っている、ストレスが溜まっている、、、滞って余分なものが溜まっている場合を『実証』といいます。
私の身体はまぁまぁバランスよく均衡を保ち、『中庸』という立場になっているそうな。しかし、これはたえず変化していくもの。
不足していったり、有り余ったり、その変化を見極めることが漢方のすごいところ。
そして早めに変化に気づくことです。
美味しそうですねー。
でも黒砂糖が入っていますから。それにみかんの皮も。
ちょっと胃酸の味がしました(笑)
これをおいしくブレンドするのが漢方茶の醍醐味なんじゃなかろうか。
右はローズヒップ。おまけでいただきました。真っ赤です。
酸っぱいですね。とにかくバラです。バラの香りが贅沢。