漢方薬膳(基礎)を学ぶ
『漢方』というのは中国の医学と思っていましたが、5,6世紀以降に中国で行われていた伝統医療医術が日本に伝わって、それを下地にして必要な部分をピックアップし、日本で独自に発展してきた医学が『漢方』とよばれるものなのだそうです。
11月26日木曜日に漢方薬膳を習ってきました。
簡単な体質チェックシートに回答していくと、『瘀血』タイプでした。
タイプは6種類にわかれます。
『瘀血』
血のめぐりが悪くて滞り、体に栄養素が巡らない状態。
巡りが悪いことから、皮膚のトラブルが出現しやすい。
血行が滞った場所が痛むことから、肩こりや関節痛、頭痛などもまねきやすい傾向がある、と。
『陰虚』と『血虚』もちょっと✓ついてました。
この結果を踏まえて自分で材料を選んでお茶を作りましたよ( `ー´)ノ
選んだのは、
クコの実 白きくらげ バラのつぼみ
ベースになるお茶はプーアール茶とほうじ茶にしました。
バラの香りが強い。とてもゴージャスな気分になります。
そしてプーアール茶の効果なのか体が熱くなりました。
クコの実というのは万能の木の実らしく、6種類の体質のなかで『水滞』以外、どの体質にもよい効果が期待されるとか。
クコの実はスーパーでもよく見るし、そのまま食べてもおいしいですよね。
薬膳とは
漢方の考えを基に、中医学理論に基づいて作られた食事で、病気の予防、回復を助け、健康を維持するための美味しい料理のことです。
薬膳のキーワードは医食同源(薬食同源)、食養生!(^^)!
食材の効能を把握し、季節や体質に合わせて食材を選び、目的に合わせて組み合わせた調理法を設計し、必要な部分には生薬を加えて作ります。
『体の声を聞くこと』が基本です。
・最近疲れてないか。
・寝不足ではないか。
・そういえばあごのニキビ、もうずっと治ってない。
・肩こりないか。
・最近胃もたれしてないか。
このへんはアロマテラピーの考えにも近いと思います。
病気に対して処置するというよりも、自分の体をみる、自分の身体が欲していることを理解し、労わってやる。
なかなかできませんけどね( ;∀;)
中国茶と薬膳茶おいしいですよ!