冬病夏治

薬膳のキーワード。その3(笑)

 

冬病夏治

「冬にかかる病気を、夏の間に治してしまおう(予防しよう)」といった意味。

冬の病気といったら、主に咳や気管支炎、喘息などがあります。

そしてインフルエンザやコロナウイルス🦠

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夏の陽気の高まる時期に免疫力を高め、「腎」を補い冬に治しにくい病気を治してしまおうと考えます。

夏の間に体が必要とする料理や食材をしっかり食べ、体調を整えて冬には病気知らずの体に仕上げるのが理想。

 

五臓六腑の腎

中医学では人の体を五臓にわけて考えます。

肝・心・脾・肺・腎

五臓の腎と呼ばれるものが西洋医学の腎臓と=というわけではないようですが、腎を補うことすなわち腎臓の機能を整えることに繋がるのだそうです。

 

五行説と五臓

中医学は陰と陽に分けることと、あとはこの世のことを五に分けるのが好きのようです。

人体も五→「肝」「心」「脾」「肺」「腎」

自然界も五→「木」「火」「土」「金」「水」

季節も五→「春」「梅雨」「夏」「秋」「冬」

味覚も五→「酸」「苦」」「甘」「辛」「鹹」

食材も五→「寒」「涼」「平」「温」「熱」

 

そしてこれらのことが密接に関係して薬膳はできています。

 

冬に腎がダメージを受けやすいとされています。腎の力が不足してしまうのだそう。

なので夏、あるいは秋のうちに腎に良い食物をしっかり食べ、準備万端にしておく。

忘れちゃった、っていう時も冬からでも間に合うらしいです。

冬にはとにかく黒いものを食べると腎に良い作用がもたらされるらしいです。

 

冬の黒いものといったら、「黒豆」じゃん。

そんなに好きじゃないけど、お正月に黒豆食べるのって理にかなっていたんだなぁ。

中国の思想に日本は昔からお世話になっているんですねー。良くも悪くも。

ま、結局暑いからって冷たいビールばっかりクーラーばっかりの部屋にいないで、またはその逆の軽装で動きやすいからって遊びまわって暴飲暴食しないで、年中自分の体は自分で気をつけて整えるという意識を持ちましょうということかね。

年齢を重ねて羽目をはずすと元に戻すのに時間がかかるよってことかな。