茶道にアートに〜雪ノ下たますだれ〜

煎茶道時々アロマ 美術や自然のことなど好きなことを綴ります(日本アロマ環境協会(AEAJ)アロマアドバイザー センセーションカラーセラピスト)

ランド・アートに挑戦

2019年の夏、山口県の大学で研修があってランド・アートの講座を受講しました。

 

講習の概要

近年の現代美術の表現方法の拡張は造形遊びなどに限らず学校現場にも影響を与えており、従来の枠組みに収まらない表現も増えてきている。本講座では環境(自然とか土地とか)と美術の関係についてランドアートの手法を使い、作品制作および発表する。

というものでした。

 

環境を取り込んだアートとは

美術作品は長らく美術館やギャラリーや金持ちの家に展示されることが普通でしたが、20世紀ごろから固定された展示場所、白キューブの部屋から飛び出してしまうのです。作品は場所を選ばなくなりました。ふさわしい場所を探して、そこでこそ意味をなすものになったのです。それは大自然の中でも。

 

代表的な環境・空間アート

≪インスタレーション≫

意味のある所に作品を設置する。その場所でなければ成立しない芸術。

空間そのものが作品。場所と作品に関係性がある作品。

≪ランドアート≫

もはや人間が作った場所に作品は置かない。人間が作った創作物が外に出たって感じ。

自然物を素材として作られた作品で野外で展示。自然物と人工物の対比をみせる芸術。

と私は認識しています。

 

ちなみに

イギリスはガーデニング、

アメリカは空間的スケールに結びついて発展していったようです。

というか元々そういう文化があったのかな。

 

具体的な制作事例として、1980年代に隆興したイギリスのランドアートの作品を紹介されていました。

その中にアンディーゴールズワージーが出てきました。学生の時から好きだったので感動✨

ゴールズワージーは『記録をどう残すか』ということに着目していたのかな。

のこるとは・?

のこすとは・?

人間のつくったものなんて本当は忘れてしまったほうがいいものなのでは。

 

ゴールズワージーの作品は自然の中にあり、自然の中で自然に消えていきます。

自然の中に設置して、写真を撮ってそれで終わり。作品は自然にまかせたまま解体されていきます。だから素材は100%自然のもの。

 

アンディー・ゴールズワージー - Wikipedia

 

作品作り

まず学校内の環境をリサーチしました。

作品の設置場所および作品についてのアイデアを発表、意見交換して〜。

自分のアイデアについてプランドローイングを作成。

自然素材と用意された材料だけで作品を制作せよ!って感じでした。

f:id:yukinosita-tamasudare:20201104203044j:image

作品は自分の選んだ場所に設置し、写真撮影して終わり。

 

私は落ち葉の鮮やかな赤が奇麗だなと思ったのと、鉄格子のような窓の飾りが気に入って、場所も素材もすぐ決まりました。

落ち葉は画用紙にセロハンテープでぺたぺた貼り付けたかな。落ちていたものを立たせるってやっぱり意外と難しかった。

本当はゴールズワージーのように水だけで葉っぱを接着して、全部自然物で作品を自立させる、って思ってましたが無理でしたね。

もちろん撮影したものを基にプレゼンしましたよ〜。最後は講評です。

 

f:id:yukinosita-tamasudare:20201104203057j:plain

完成

人口物で規則的な形に、自然物のランダムな設置が対比的。

 

Andy Goldsworthy: A Collaboration with Nature

Andy Goldsworthy: A Collaboration with Nature