クロモジって茶道に出てきますね。お菓子を切り分ける時のお道具。
煎茶では懐紙と共に取り出して、懐紙にお菓子を乗せてその上で一口サイズに切り分けます。
アロマテラピーではクロモジはどのような作用をするのでしょうか。
クロモジ
香料や民間医療に活用されてきた
本州をはじめ、広い地域で自生しています。
枝葉には芳香があり、その香りで口内を浄めるとされ、小枝からは楊枝が作られてきました。(だから茶道のクロモジになったんだな。)
戦前は伊豆を中心にクロモジ油が深油され、石鹸や香粧品の香料にも利用。
クロモジの葉を焼酎に漬けて、湿布のように使うこともあったそうです。枝葉以外もさまざまな用途があり、根皮は脚気時に内服するなど、人々の生活に幅広く活用されてきました。
精油の特徴
精油成分はクロモジの個体や生育する地域、季節によって香りや色が異なります。
私は嗅いだことがないんですが、全体的に落ち着きのある甘い芳香らしいです。
茶道のクロモジも良い香りがするのだろうか。
公益社団法人 日本アロマ環境協会【機関誌】AEAJ No.76参照