茶道にアートに〜雪ノ下たますだれ〜

煎茶道時々アロマ 美術や自然のことなど好きなことを綴ります(日本アロマ環境協会(AEAJ)アロマアドバイザー センセーションカラーセラピスト)

奇才〜江戸絵画の冒険者たち〜を観に行ったら屏風を描いてみたくなった

8月21日あつい。山口市って暑い。

でも8月もあとちょっとで終わっちゃう。どっか行った思い出作ろうということで美術館へ参ったのです。

全国から有名無名問わず、流派問わず「奇才」と思われる作品を集めた展覧会。

葛飾北斎や伊藤若冲もいましたヨ!

当時の「常識」や「流行」「形式」には囚われることなく、自分の表現方法を追求した38人(35人だったかな)の絵師たち。

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知らない作家の方が多かったですが迫力だけはすごい。山口県からは代表して雲谷派の絵師、神田等謙(こうだとうけん)の作品を初めて美術館でお披露目だそうです。まさにデビュー。

 

激しいタッチや緻密な描写で圧倒される絵以外にも、ゆるーい地獄絵図や現代に通ずる和やかなイラストチックの掛け軸など、差し替えや期限付きなどありますが、総勢160点の作品が集結。

 

屏風ってすごい。息を飲む。デカい!

会場入って最初のあたりに曾我蕭白の屏風があって、屏風ってこんなに大きいんだーと思いました。

お風景の中に小さい人まで描かれてる。大きいのに小さい。一番最後の神田等謙の作品に似てる。

手で描いてるように思えない。ましてや墨ですもんね。遠くから見たら印刷されたみたいなんです。

自分でも描いてみたい。そうか、自分で描けばいいのか。

と思ってしまったがどうやって描いたらいいのか。

 

会期中の前半にはもっといろんな作品があったようです。CMで見た作品はなかったなー。

今日はもうほんと会期の最後の方ですからね、

掛け軸の大きさに収まりきってない牛の絵は、今月2

日からだったっけ、展示されていました。

たしかに個性的。あんな構図みたことない。

 

伊藤若冲はやはり天才でした。白黒反転した長い絵がありました。日本の絵なのに異世界っぽい。

伊藤若冲ってポール・セザンヌみたいですね。

あんなことこんなこと、いろんなことを試してその都度革新的な作品を残す。可愛い動物も描いてある。生き物への愛も忘れない。

 

そういう名を馳せた人もいる一方で、絵を学びせっかく都会に出てきたはいいが、誰にも理解されず若くして病死したっていう人もいました。

その人の絵は激しかったなぁ。めちゃくちゃだった。

どんな思いがあったのでしょうね。

牛なのか、黒豚なのか真っ黒い目のあるものを描いていましたよ。

 

そのほか、妖怪や絵の輪郭を文字絵にした作品もありました。写経のついでに描いたんですって。こっちの方が写経よりも徳が積めそうということで、偉いお坊さんを描いてました。

 

いろいろすぎる。

面白かったな。龍が天へ登ってる掛け軸とか、蛤から蜃気楼が出てきてる掛け軸とか。欲しい😍

均等に重なった波、水の感じ、遠くにある雲の感じ。油絵の具やオイルパステルでは絶対表現できないかすれ具合が日本ぽい。

 

8月30日まで、完全予約制です。