2020.7月17日▶︎▷▶︎2021.8月20
私が煎茶の道に興味を持ったのは、実家の蔵から煎茶の道具が出てきたからです。家族は誰も道具のルーツを知らなかったですが、おそらく私の父方のひいおじいさんの物で、親戚からひいおじいさんは女学校でお茶を教えていたらしいということを聞きました。
最初は煎茶ではなくて中国茶式の茶道かなにかかと思っていました。(台湾とか香港まで修行しに行こうかと思っていましたよ。)
本で調べたりお茶屋さんで聞いたりして、煎茶道具だということがわかり、その道具を使えるようになりたくて、今煎茶道を習っています。
最初のお稽古に必要なもの
扇子と懐紙。
上の扇子は母から貰ったもの。
茶器は曽祖父、着物は曽祖母や祖母、扇子は母より受け継ぎました。
懐紙は師匠の先生からいただきましたよ!
菓子きりも母からもらいました。
こちらは家元の家紋が入った扇子です。先生の先生からいただきました。懐紙にも家紋が入っていますね。家元好みと言われる家紋入りの道具はお茶会などで使うようにしています。
足元は白い靴下
着物の時に履く足袋!これが一番良いでしょう。部活動の茶道部なんかもよく足袋を履いていますね。
車の運転には不安とか、洋服に足袋って抵抗があるなと思えば白い靴下を履いて行くのが無難とされています。
私は洋服の時はできるだけ白い靴下を履いてお稽古しますがストッキングの時もあるな。でもやはり派手な靴下は控えています。
お月謝は月5千くらい
これは先生によって、地域によっても違うでしょう。都会では1万円を超えることも。
お月謝袋をいただいて月の初めに新札の5000円を入れてお渡しします。先生に手渡す時は、稽古の初めの礼の時。扇子を広げて扇子の上にお月謝袋を置いて、くるっと回して(最初に先生に正面を向けていたらこの動作はいらないかも)先生に正面がくるようにして差し出します。
お月謝袋がない場合は白い封筒で代用します。
これは結婚式に着物で出席した場合に、受付でお祝いを渡す時とか、何かしらのパーティーやめでたい席でお金を納める時にも使える仕草だそうです。「この人はお茶をやってるのかな。」と一目置かれるみたいです。
お稽古時間は2時間くらい
私の場合は朝の10時から12時までで、月に4回です。
8月は暑いしお盆の時期は忙しいので、お休みになっています。
今年はコロナウイルスの関係で5月はお休みになりました。
この分だと来年もどうなることやら。
私は好きで着物を着て稽古に参りますが、雨の日は着物は着ていきません。先生もいつもお洋服です。
煎茶道は抹茶の茶道とはちょっと気風が違うみたいです。
純粋にお茶を楽しむこと。お茶やお菓子の味を感じて季節や世の中のことを語らい、主催者と客が一緒に楽しく空間をコーディネートしましょう。という教えのようです。
抹茶の茶道は稽古をつける「道」。煎茶はもっとゆるくおのおのが自己実現に励む「サロン」のようなかんじでしょうか。怒られるますかね。こんなこと言うと。
なので厳粛に必ずお稽古は着物でなければならない、ということも言われませんでした。
とは言っても本当のお茶席では着物ですし、献茶という神事の茶席では色無地小紋だし。着物での所作に慣れておきたい場合などは二部式の着物というものもあるようですので、これも一着あるといいのかもしれない。雨の日用とかにしてもいいですよね!
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